食べることは生きること

こどもキッチンを始めようと思った理由

それは、"はなちゃんのみそ汁"という1冊の本との出会いでした。


内容も全然知らず
完全にタイトル買いだったのです。

長女が生まれたばかりの時だったので、
なかなか読む時間もなく、しばらく存在を忘れていました‥汗

長女が1歳になる頃、少し余裕ができた時、
たまたま本を見かけて読んだのですが
もう一気読みでした笑

最後は涙だけでなく
鼻水まで止まらなくなるほどの号泣もの。

それ以来、本は読んでいないのだけど
(号泣するので笑)
今結末を思い出しても涙が出ます。

このブログを書いている今も涙が溢れます。
(泣きすぎ‥笑)



少しネタバレをすると‥

はなちゃんのお母さんは乳癌を患っていて、
家族一丸となって闘病生活を送るのだけど、最後は亡くなってしまう、
というお話し。


自分が癌だと知って、初めて"食"というものに向き合い、
"食べることは生きること"ということを身をもって知るのだけど、
自分の命の時間が残り少ないことを知ったお母さんは、
自分がこの世からいなくなってもはなちゃんがしっかり食べていけるよう
おみそ汁の作り方を教えます。


おみそ汁の作り方を教えるということは
食べていく、ということに繋がり、
食べることを教えるということは
生きていく、ということに繋がっていく。

食べることを教えるということは
生きることを教えるということに繋がっていくのだな、と勝手に解釈しています。


だから私は娘達が大きくなったら
私がいなくなっても絶対に食べていけるようにしたい、とこの頃から考えていました。


人の命は有限。
明日が必ず来るとも限らない。
病気になれば死期が何となくわかるのかもしれないけど、
人が死ぬ理由は必ず病気というわけでもない。


だから。
娘達がきちんと食べていけるように少しずつ、お料理を覚えて貰っています。

私は特別勉強が出来るわけでもないし、
運動が得意なわけでもない。


3人産んどいて今更ですが、
子育てがめっちゃ楽しい!と思えるほど
子育てが向いてるわけでもない。


だけど、母親として今ここにいる以上、
せめて子ども達には食べていけるようにだけはしてあげたい。

母親として、の役割りについての価値観は人それぞれだから、
みんながみんな同じではないと思っています。

きちんとお世話をして無事成人させることを役割りとされる方もいるだろうし、
しっかりした教育環境を整えてあげる、ということを全うしたい人もいると思います。

しっかり稼ぐ!ということを教えていきたい!と思う人もいて、
子どもの好きなことを思う存分させてあげて、それを見守っていくことを役割りとする人もいる。
これは本当に人それぞれです。

私はたまたま"食"というものに重きを置いているけれど、
そうじゃない人も当然います。

お仕事されてるお母さんもおられるし、
環境も違いますから。


だけど、もし、
食について子ども達に知ってもらいたい!
食材に触れる機会を作ってあげたい!
簡単なものは作れるようになってもらいたい!

諸々思うことはあるけれど、

そんなことしてる時間が無い!!!

というママ。

ぜひこどもキッチンに来てみませんか??

月に1回(数回でもいいけど笑)
2時間みっちりと食に触れる時間を作りませんか??


2時間お子様はお預かりするので、
送り迎えだけお願いします。

1人時間を満喫するのもよし!
やり残している家事を片付けるもよし!

お子様にとってもお母様にとっても
いい時間になると思います(^^)

即戦力!!というわけにはいきませんが
一緒にお料理ができるようになって
いずれ1人でも簡単なものは作れるようになればと思います。

こどもキッチンの体験会は
4月27日(土) 11時から13時です。
まずは体験頂けたら、と思います。

お問い合わせ等ありましたら、いつでもご連絡ください☺︎︎

ママラボ

一般社団法人 ママと子どもの子育てラボ 子育てはいつも実験であり、 研究である。 という気持ちでいると子育てが少し楽になるかも☻

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